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- 21世紀の日本の健康づくり運動 『健康日本21』
歯は、おいしく食べる、会話を楽しむなど、豊かで質が高い生活を送るために欠かせなく、全身の健康にも大きな影響を与えることが分かってきました。“健康で元気な老後”を目指す国の取り組み、『健康日本21』では、歯の生活習慣病としてむし歯と歯周病の対策が盛り込まれています。具体的には、(1)むし歯と歯周病の予防 (2)80歳で20本以上の自分の歯を保っている人の割合を20%以上にするという二つの目標が掲げられています。歯の健康は、食生活やブラッシングなど、適切な生活習慣を身につけることで一生保つことができます。愛知県歯科医師会は、あなたがまだお母さんのお腹の中にいるときから、そして生まれてから高齢になるまで、一生を通して“歯とお口の健康”を守ります。
急速な超高齢社会到来を踏まえた、21世紀の国民の健康づくり運動が「健康日本21」です。病気の予防を重点的に、元気な高齢者を増やし、認知症や寝たきりにならない期間=健康寿命をもっと引き伸ばすことに力を注いでいます。そして、すべての国民が高齢になっても生きがいを持ち、こころ豊かに暮らすことができる社会の実現を目指しています。
愛知県では、「あいち健康づくりプラン」を策定し、“すべての県民が健やかでこころ豊かに生活できる活力ある長寿あいち”の実現を目指しています。愛知県歯科医師会は、この計画の立案段階から参加して、歯科医療、歯科保健、介護と福祉サービスの充実に取り組んでいます。
健康寿命とは、平均寿命から重度のけがや病気の期間を差し引いた指数で、認知症もしくは寝たきりにならないで健康に過ごせる期間です。平均寿命と健康寿命 の差が小さいほど、健やかな老後が過ごせる指標になります。