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はは塚の記
歯よ、入れ歯よ、よく働いてくれた。不用になったからといって、どうしてお前を捨てられよう。その安住の地が即ちこの「はは塚」である。これからはもう物を噛む必要はない。のんびりとこの塚の中でおしゃべりして休養してもらいたい。その意味で建立されたのがこの塚である。歯よ、入れ歯よ、長い間ご苦労さんでした。
昭和52年8月8日 発起人一同 |
** 場 所 **
名古屋市中区大須2−21−47
大須観音境内
** 歯歯塚供養会 **
毎年 8月8日 午前9時
** 「歯歯塚供養会」経緯説明 **
「歯歯塚」は大須観音の本堂の左奥手にあり、昭和52年6月29日に着工して同年8月8日に完成、除幕式が挙行されました。
愛知学院大学歯学部顧問の岡本清纓氏、岡戸武平氏、大須ういろ社長の山田昇平氏の3名が発起人代表で「歯歯塚の会」が発足し、塚には抜けた歯だけでなく役割を終えた義歯も納めるというもので、両方を納める塚は国内では初めてであり、おそらく世界でも初めてであろうと思われます。
「歯歯塚」の文字は元愛知県知事、桑原幹根氏の書で、碑文は岡戸武平氏によるものです。塚の周りには人間の歯を型どって上下28本を象徴した高さ50cmの花崗岩28個が配置されております。「歯歯塚」という名跡は岡本先生の提案を尊重されて母(母性愛)に通ずると共に、この塚に葬る歯と義歯の2種類としたことから来ております。
この後、発起人の方々のご努力により毎年8月8日に供養会が厳かに営まれて参りました。そして平成13年より愛知県歯科医師会が「歯歯塚」の趣旨に賛同し、歯歯塚供養会を通して多くの方々へ歯科保健の重要性の啓蒙のお手伝いをさせていただくことになりました。
8月8日の供養会には是非ご参加ください。
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